放線菌は、主に土壌に生息するカビ様の原核微生物で、糸状の菌糸が放射状に伸びている構造をしています。放線菌は自然界に広く分布していおり、病原性の強いものもあれば、抗生物質を産出する有用な放射菌もあります。
放線菌が作りだすストレプトマイシンは、結核の抗生物質として広く用いられています。これまで、放線菌からは数多くの抗生物質が発見されており、放線菌は抗生物質を生成するだけでなく、農薬など様々な働きのある性分を生産する事がわかっています。
これまでは、結核に効果のあるストレプトマイシン属放線菌が活発に生産されてきましたふが、近年は特異性が強い新規抗生物質の研究も進められており、ストレプトマイシン属以外の放線菌も積極的に研究が行われています。
放線菌は主に土壌中で胞子のまま休眠しており、栄養源など繁殖条件がそろったときに菌糸状の生育を行っています。
放線菌はキチンという成分を好み、土壌中にキチンを含むカ二殻などを混ぜると、ストレプトマイシン属放線菌が増えて土壌中の有害な細菌を殺してくれるとされ、ガーデニングを行う人などからも重宝にされています。
これは放線菌が多く存在している土壌は、病害にやられにくいとされており、少ないと病害にやられる可能性が高いとされているからです。
放線菌は細菌と同じ核膜のない原核生物ですが、見た目が真核生物のカビのように糸状になっており、菌体の外側に胞子を作るので、カビに見た目が非常にいていますが、カビに比べて大きさが小さいという違いがあります。
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