糸状菌類は、糸状の菌糸状態の微生物です。一般的にカビと言われるものは、糸状菌に分類される真菌類です。
糸状菌類は、湿気の多い場所や雨の続いている時期に、家の中に大量に繁殖して、悪臭を撒き散らしたり、健康に影響する場合もあります。しかし、昔から日本では糸状菌を生活に上手く利用してきました。
お酒や醤油といった発酵食品を作る時をはじめ、医薬品の生産などにも利用されている一面があり、単に、家の中に繁殖して悪さをするという訳ではありません。
醤油などの発酵食品は、2000年以上も前から作られており、糸状菌が暮らしになくてはならないものであった事がわかります。糸状菌類は、抗生物質の生成にもかかわっており、単に人々の生活を脅かしている訳ではなく、人々の生活を豊かにする事にも関係しています。
糸状菌類は現在、150万種以上いることが知られており、糸状菌類は真菌類の大部分を占めています。糸状菌類は、非常に多様で地球上のあらゆる環境に対応する事が出来るとされています。
食品や医薬品で人々の生活に欠かせない糸状菌ですが、水虫や気管支喘息の原因としても知られています。糸状菌は地球上のあらゆる環境に対応が可能であるとされ、水中や空気中、土壌中などどこにでも繁殖が可能です。土壌中では、菌類のなかでもっとも数が多いとされています。
糸状菌は菌糸で構成されていますが、途中で菌糸が切断されたとしても、そこから再び成長が可能です。基本的には、菌糸か胞子を飛ばして繁殖しますが、菌糸を分断する事でも繁殖が可能であるとされています。
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