キノコとは、菌類の中でも大型の子実体を形成を行い、カビは子実体を形成しない菌類です。きのこもカビも菌糸からなる菌類なので、きのこも糸状菌という事ができますが、一般的に糸状菌というとカビをさし、きのことは区別されています。
きのこは胞子を飛ばすことで、より大きな集合体を作っています。カビの場合は、菌糸でコロニーを形成しても子実体は形成しません。きのこは、もともとカビと同じ糸状菌なので、子実体を作るまでの状態は、見た目もカビと変わらなかったり、酵母状である場合もあります。
きのこは自ら胞子を飛ばすだけでなく、動物などを介して胞子を運んで貰う事もあります。特に、トリュフなどは地中にキノコが出来る事から、胞子を飛ばして繁殖しているのではなく、他の生物に繁殖手伝ってもらっている事がわかります。
キノコにはマツタケやシイタケのように、植物などに発生している事が一般的ですが、冬虫夏草のように、虫の体から発生するきのこもあります。
カビときのこの違いは、見た目が違うという事以外は、ほとんど違いが無く、カビも胞子を作って飛ばしますが、キノコのように胞子を飛ばす部分が大きく成長することはありません。
このように、キノコとカビの違いは、胞子を作る器官の見た目の違いで、学術的には、カビもきのこも菌類に分類され、特別区別はされていません。キノコは日本にあるだけでも約3,000種もあり、特に秋に繁殖しやすい事がわかっています。
ただ、菌類は繁殖しやすい温度や湿気の条件がそろえば繁殖するので、湿気のおおい梅雨でもきのこをみることができます。
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